男性不妊とは何か|原因と初期症状・セルフチェック
男性不妊の要点
男性不妊のポイント
定義: 避妊せずに定期的な性交渉を1年以上続けても妊娠に至らない状態のうち、男性側に原因があるもの。
発症率: 夫婦の約6組に1組が不妊に悩み、そのうち48%(約半分)は男性に原因がある。
主な原因: 精子を作る機能の低下(造精機能障害)が約8割を占め、中でも「精索静脈瘤」が最多。
早期発見: 自覚症状が乏しいため、精巣の大きさや生活習慣のセルフチェックが重要。
1. 男性不妊の定義と世界・国内における発症率
男性不妊の定義
WHO(世界保健機関)の定義では、不妊症とは「生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある一定期間(一般的には1年)避妊することなく性交を継続しているにもかかわらず、妊娠が成立しない状態」を指します。このうち、精子の欠乏や機能不全など、男性側に要因がある場合を男性不妊と呼びます。
世界と日本における現状
かつて不妊治療は女性中心に行われてきましたが、近年の調査で驚くべき実態が明らかになっています。
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男女別の原因割合(WHO調査)
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女性のみ:41%
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男女両方:24%
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男性のみ:24%
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原因不明:11%
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つまり、全体の約48%において男性側が関与しているのです。日本では現在、夫婦の約6組に1組が不妊の検査や治療を経験していると言われており、決して他人事ではない健康課題となっています。
2. 男性不妊の主な原因分類
男性不妊の原因は、主に以下の3つのカテゴリーに分類されます。
① 造精機能障害(約80%以上)
精子を正常に作る機能が低下している状態で、男性不妊の中で最も多い原因です。
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精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう): 精巣の血管が腫れ、熱がこもることで精子の質が低下する状態(男性不妊の最大原因)。
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無精子症・乏精子症: 精液中に精子がいない、あるいは極端に少ない状態。
② 性機能障害
身体的な要因や心理的なストレスにより、射精に至らない状態です。
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ED(勃起不全): 十分な勃起が得られない。
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腟内射精障害: マスターベーションでは可能だが、交際相手との性交渉で射精ができない。
③ ホルモン異常・生活習慣
脳からの指令(ホルモン)の乱れや、日々の過ごし方が精子の質を左右します。
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生活習慣: 喫煙、過度な飲酒、長時間のサウナや長風呂(熱によるダメージ)、肥満、慢性的な睡眠不足。
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ストレス: 自律神経の乱れは血流を悪化させ、精巣機能を低下させます。
3. 気づきにくい初期症状と今すぐできるセルフチェック
男性不妊は痛みを伴うことが少なく、検査を受けるまで気づかないケースが大半です。しかし、日常の中で「サイン」を確認することは可能です。
初期症状のサイン
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精巣(タマ)の大きさが左右で極端に違う。
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陰嚢(袋)にデコボコした腫れや血管の浮き上がりがある。
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精液の色が薄い、量が明らかに少ないと感じる。
今すぐできるセルフチェックリスト
以下の項目に当てはまるものが多いほど、一度専門機関や当院のような専門鍼灸院への相談をお勧めします。





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