男性不妊の身体づくり|栄養・身体の状態・検査から考える鍼灸と整体

「食事に気をつけて、サプリも飲んでいる。でも、精液検査の結果が思うように変わらない」

「次の採精までに、自分にもできることをしたい」

そんな思いで、男性妊活について調べている方もいらっしゃると思います。

すでに取り組んでいる食事や生活習慣の改善は、大切な努力です。ただ、次に何をするかを考えるときは、サプリメントや運動を増やす前に、今の取り組みと身体の状態を一度整理することも役立ちます。

東京都新宿区・神楽坂のますぎ鍼灸マッサージ院では、男性妊活の身体づくりを、次の3つの視点から考えています。

  • 栄養:普段の食事やサプリメントを確認する
  • 身体の状態:胃腸の調子、睡眠、疲労、筋肉の緊張などを確認する
  • 男性側の検査と治療予定:病院での説明や、次の採精までの予定を確認する

そのうえで、高麗手指鍼・整体・マッサージによる施術と、自宅でのセルフケア、食事・生活習慣の見直しを組み合わせていきます。

この記事では、当院が初診で何を確認し、どのような施術やサポートを行うのかをご紹介します。

① 栄養|「何を摂るか」と一緒に、普段の食事を確認する

男性妊活では、亜鉛やCoQ10などのサプリメントに関心を持つ方が多くいらっしゃいます。

当院では、サプリメントの種類だけでなく、普段の食事内容や食べ方も確認します。

例えば、次のような点です。

  • 朝食や昼食を抜くことが多くないか
  • タンパク質を含む食品が、夕食だけに偏っていないか
  • 忙しい日に食事量が大きく減っていないか
  • 複数のサプリメントで同じ成分が重複していないか
  • 食品やサプリメントを、表示された方法で使用しているか

「食べているつもり」でも、具体的な食事を振り返ると、量や配分の偏りに気づくことがあります。

まずは、すでにできていることを確認します。そのうえで、無理なく見直せることを一緒に考えます。

自己判断でサプリメントを次々と増やすのではなく、服薬や病院での指示も踏まえて整理することを大切にしています。

② 身体の状態|食事以外にも目を向ける

食事やサプリメントには意識が向いていても、睡眠、疲労、胃腸の調子、座っている時間までは振り返れていないことがあります。

当院では、次のような点も伺います。

  • 胃もたれ、便秘、下痢などの胃腸の不調
  • 睡眠時間と、朝起きたときの疲労感
  • 仕事の忙しさと休息の取り方
  • 長時間のデスクワーク
  • 運動量と、運動後の疲労
  • 腰や骨盤周りの硬さ、痛み、動きにくさ
  • 日常の座り姿勢や、猫背・反り腰の傾向

当院では、「栄養を摂ること」に加えて、消化・吸収や循環を含めた身体全体の状態にも目を向けて施術を組み立てています。

ただし、胃腸の症状や精液検査の結果だけで、「栄養を吸収できていない」「精巣に栄養が届いていない」と判断するわけではありません。

今の身体と生活を確認し、施術で対応すること、自宅で見直すこと、医療機関へ相談することを整理していきます。

③ 男性側の検査と治療予定|次の採精に向けて準備を考える

初診では、お持ちの精液検査結果や、病院で受けた説明を確認します。

精子濃度や運動率などの数値だけでなく、これまでの検査の経過、治療歴、服薬、手術歴、今後の予定も伺います。

特に、次のような予定は、身体づくりを考えるうえで大切です。

  • 次回の精液検査
  • 人工授精に向けた採精
  • 体外受精・顕微授精に向けた採精や採卵
  • TESE・micro-TESEなどの手術

当院では、病院での検査・診断・治療方針を優先しながら、その予定に合わせて施術や生活面の取り組みを考えます。

精索静脈瘤や無精子症などについては、医療機関での評価が必要です。精索静脈瘤そのものを、当院の鍼灸や整体で治療することはありません。

必要な医療を受けながら、男性側も具体的な身体づくりに取り組みたい。そのような方の相談先としてサポートしています。

高麗手指鍼|手の対応部位を用いた施術

ますぎ鍼灸マッサージ院では、手に身体各部の対応部位があるとする考え方に基づく「高麗手指鍼」を行っています。

身体の状態に合わせて、次のような部位や処方を組み合わせます。

  • 生殖器に対応する手のツボ・対応部位
  • 内臓に対応する手のツボ・対応部位
  • 東洋医学でいう「腎」を補う処方

ここでいう「腎」は、東洋医学の概念であり、医学的な腎臓と同じ意味ではありません。

これらは、高麗手指鍼・東洋医学に基づく当院の施術方針です。手の対応部位への刺激が、精巣機能や栄養吸収を直接改善すると説明するものではありません。

問診で伺った体調や治療予定も踏まえ、一人ひとりに合わせて施術します。

整体・マッサージ|お腹・腰・骨盤周りの状態に合わせて施術する

整体・マッサージでは、お腹、腰、骨盤周りの筋肉の緊張や、動かしたときの硬さ・痛みを確認します。

そのうえで、状態に合わせて次のような施術を行います。

  • 腹部や腰、骨盤周辺の筋肉への手技
  • 仙腸関節周辺や腰椎周辺の動きを考慮した調整
  • 仙骨・骨盤周辺へのアクティベーターを用いた施術
  • 猫背や過度な反り腰を考慮した姿勢へのアプローチ

施術者としては循環も意識していますが、施術前後には、実際に確認できる硬さ、痛み、動きやすさ、患者さんの感覚を大切にしています。

日常生活で同じ負担が続かないように、椅子への座り方や、仕事中の姿勢についてもお伝えします。

施術前後に、どのような変化を確認するのか

当院では、施術を受けて終わりにせず、施術前後の身体の感覚を一緒に確認します。

整体・マッサージでは、例えば次のようなことを確認します。

  • 最初にあった硬さや痛みが、どのように変わったか
  • 身体を動かしたときの感覚が変わったか
  • 椅子に座ったとき、腰や骨盤周りをどのように感じるか

高麗手指鍼では、フィンガーテストという当院の施術上の確認方法も用います。これは、臓器の機能や精子の状態を診断する医学的検査ではありません。

施術直後の腰の軽さや痛みの変化と、精液検査の変化は、別の評価として扱います。

身体の感覚、日々の体調、病院での検査結果をそれぞれ確認しながら、次回の施術や生活面の取り組みを見直していきます。

初診では、次回までに取り組むことを具体的に決めます

「睡眠を改善しましょう」「食事に気をつけましょう」だけでは、忙しい日常の中で何から始めればよいか迷うことがあります。

当院では、初診で確認した内容をもとに、次回までに取り組むことを、続けられる数に絞ってお伝えします。

例えば、次のような取り組みです。

  • 朝食に、タンパク質を含む食品を一品加える
  • 就寝までの過ごし方を見直す
  • デスクワークの合間に立ち上がる機会をつくる
  • 運動後に疲労が残る場合は、運動量と休息を見直す

内容は、現在の生活や病院での指示に合わせて決めます。

すべてを一度に変える必要はありません。すでにできていることを活かしながら、優先することと、増やさなくてよいことを整理します。

次の採精まで時間が短い場合も、ご相談ください

当院では、身体づくりの計画を立てる際に、約3ヶ月を一つの目安としてお話しすることがあります。

これは、3ヶ月通えば精液所見が改善するという意味ではありません。病院での検査や採精の予定、現在の体調を踏まえて、取り組みを継続・見直しするための目安です。

「来月に採精を予定している」

「次の治療まで、あまり時間がない」

という場合も、今から確認できることを一緒に整理します。

当院への通院期間を確保するために、病院で必要な治療を延期する必要はありません。

鍼灸・整体と、不妊治療の役割について

当院の施術は、病院での不妊治療に代わるものではありません。

鍼灸や整体によって、精子数・運動率の改善、妊娠、流産の予防を保証することはできません。施術を併用したい場合は、担当医にもご相談ください。

当院が提供するのは、検査結果や治療予定を踏まえた相談、身体の状態に合わせた施術、そして日常生活での具体的な取り組みを一緒に考えるサポートです。

鍼灸に期待できることと限界については、こちらの記事でも説明しています。

男性不妊に対する鍼灸の考え方と施術内容

神楽坂で、男性妊活の身体づくりを相談したい方へ

食事やサプリを続けているのに、次に何をすればよいか分からない。

病院での治療を続けながら、自分にもできる準備を進めたい。

そのような方は、ますぎ鍼灸マッサージ院へご相談ください。

初診では、これまでの取り組みと検査・治療の経過を整理し、高麗手指鍼や整体・マッサージを行います。そのうえで、次の採精に向けて日常で取り組むことを具体的に考えます。

精液検査の結果をお持ちの方は、ご持参ください。服用中の薬やサプリメント、今後の検査・採精予定が分かるものも、相談の参考になります。

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ますぎ鍼灸マッサージ院|アクセス

ますぎ鍼灸マッサージ院
施術者:鍼灸師 真杉孝博
神楽坂駅2番出口(矢来口)徒歩1分
〒162-0805 東京都新宿区矢来町124-3 ブリス神楽坂205
電話:03-6262-6835

参考情報

ますぎ鍼灸マッサージ院