「なかなか子供ができない」
「妻の検査では大きな問題がなかった」
「男性側にも原因があるのでしょうか?」
妊活を続けていると、このような疑問を持つ男性も少なくありません。
男性不妊では、主に
・精子をつくる機能の問題
・精子の通り道の問題
・射精や勃起など性機能の問題
・ホルモンや遺伝的な問題
など、さまざまな原因が考えられます。
そして重要なのが、男性不妊には自覚症状がほとんどないケースもあるということです。
見た目が健康で、性機能にも特に問題がなくても、精液検査を受けて初めて精子の数や運動率の低下が分かることがあります。
今回は、子供ができにくい男性にはどのような特徴や原因が考えられるのか、男性妊活で確認しておきたいポイントを解説します。
子供ができにくい男性にはどんな特徴がある?
「この特徴がある男性は子供ができにくい」と、外見や生活習慣だけで判断することはできません。
男性不妊の原因は一人ひとり異なるからです。
大きく分けると、
① 精子をつくる機能に問題がある
② 精子の通り道に問題がある
③ 性機能に問題がある
④ 病気・既往歴などが関係している
⑤ 生活習慣などが関係している
といった可能性があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
① 精子をつくる機能が低下している
男性不妊で重要なのが、精巣で精子をつくる機能です。
精液検査では、
・精子濃度
・総精子数
・運動率
・正常形態率
などを確認します。
精子の数が少ない、運動率が低い、あるいは精液中に精子が確認できない場合などには、その原因を詳しく調べる必要があります。
必要に応じて、FSH・LH・テストステロンなどのホルモン検査や、その他の検査が行われることもあります。
精液検査の数値だけを見て自己判断するのではなく、男性不妊を扱う泌尿器科などで原因を確認することが重要です。
② 精索静脈瘤がある
男性不妊で確認しておきたい病気の一つが「精索静脈瘤」です。
精索静脈瘤とは、陰嚢周辺の静脈が拡張した状態です。
精巣周辺の温度などに影響し、精子の状態との関連が指摘されています。
ただし、精索静脈瘤があるかどうかを自分だけで判断することはできません。
疑われる場合には、泌尿器科などの医療機関で検査を受けることが大切です。
ますぎ鍼灸マッサージ院では、精索静脈瘤そのものに対する施術は行っていません。
精索静脈瘤が疑われる場合や、すでに診断されている場合には、検査・治療について医師に相談していただくことをおすすめしています。
③ 停留精巣などの既往がある
「停留精巣」の既往についても確認することがあります。
停留精巣とは、本来は陰嚢内にある精巣が、出生時に陰嚢まで下りていない状態です。
精子をつくる機能との関係があるため、過去に停留精巣を指摘されたことがある場合には、男性不妊の検査を受ける際に医師へ伝えておくことが大切です。
④ おたふく風邪で精巣が腫れたことがある
過去の病歴も重要です。
特に思春期以降におたふく風邪(流行性耳下腺炎)にかかり、その際に精巣が腫れた経験がある場合には、精巣炎を起こしていた可能性があります。
「昔のことだから関係ない」と判断せず、男性不妊の検査を受ける際には医師へ伝えておきましょう。
⑤ 鼠径ヘルニアなどの手術歴がある
幼少期を含め、鼠径ヘルニアなど鼠径部周辺の手術を受けたことがある場合も、問診で確認されることがあります。
また、
・抗がん剤治療
・放射線治療
・陰嚢や鼠径部周辺の手術
などの既往歴についても、男性不妊の検査では重要な情報になります。
「妊活とは関係なさそう」と思う過去の病気や治療歴についても、医師には伝えておくことをおすすめします。
⑥ 精子の通り道に問題がある
精巣で精子がつくられていても、精子の通り道に問題があれば、射出される精液中に精子が出てこないことがあります。
このような状態についても、生活習慣だけで解決できる問題ではありません。
精液検査などで異常を指摘された場合には、医療機関で原因を詳しく調べることが重要です。
⑦ 勃起や射精に問題がある
男性不妊は「精子の問題」だけではありません。
例えば、
・性交時に十分な勃起を維持できない
・射精がうまくできない
・性交のタイミングを取ることが難しい
など、性機能が妊娠の成立に影響する場合もあります。
このような悩みについても一人で抱え込まず、必要に応じて泌尿器科などへ相談することが大切です。
⑧ 喫煙・飲酒・肥満などの生活習慣
男性妊活では生活習慣も確認したいポイントです。
例えば、
・喫煙
・過度な飲酒
・肥満
・偏った食生活
・運動不足
・睡眠不足
などです。
「これをやめれば必ず精子が良くなる」という単純なものではありません。
しかし、妊活を考えるのであれば、身体全体の健康状態を整えるという意味でも生活習慣を見直す価値があります。
⑨ 精巣を長時間温める習慣がある
精巣は、身体の外側にある陰嚢の中にあります。
精子をつくる機能と温度には関係があるため、男性妊活では精巣周辺を長時間高温環境にさらす習慣についても確認しておきたいところです。
例えば、
・長時間のサウナ
・長風呂
・膝の上で長時間ノートパソコンを使用する
などです。
必要以上に神経質になる必要はありませんが、妊活中であれば「精巣を長時間温め続ける習慣がないか」を一度確認してみてもよいでしょう。
⑩ 年齢とともに精子の状態が変化することもある
女性だけではなく、男性も年齢と無関係ではありません。
年齢とともに、精液所見や精子DNAなどに変化がみられる可能性が指摘されています。
ただし、
「○歳を超えたら子供ができにくい」
と一つの年齢だけで判断することはできません。
年齢だけを見るのではなく、現在の精液検査や身体の状態を確認することが大切です。
見た目だけでは男性不妊は分からない
ここまでさまざまな特徴を紹介しましたが、最も知っておいてほしいのが、
「男性不妊は見た目や自覚症状だけでは分からない」
ということです。
健康そうに見える。
筋肉もある。
性欲もある。
勃起や射精にも問題がない。
それでも、精液検査を受けて初めて精子の数や運動率について指摘されることがあります。
だからこそ、なかなか妊娠につながらない場合には女性側だけではなく、男性側も検査を受けることが大切です。
男性妊活はサプリメントや食事だけで考えない
精液検査で数値を指摘されると、
「亜鉛を飲もう」
「CoQ10を飲もう」
「食事を変えよう」
と考える男性も多いと思います。
もちろん、栄養や食事は男性妊活を考えるうえで非常に大切な要素の一つです。
しかし、ますぎ鍼灸マッサージ院では、
「何を摂るか」だけではなく、「摂ったものを身体の中でどのように活かすか」まで考えることが大切
だと考えています。
食べたものは、
食べる
↓
消化する
↓
吸収する
↓
血液によって運ばれる
↓
身体の組織で利用される
という過程をたどります。
そのため、当院では男性妊活を「サプリメントや食事だけ」の問題として考えません。
ますぎ鍼灸マッサージ院では3つのレベルから男性妊活を考えます
ますぎ鍼灸マッサージ院では、
① 栄養
② 吸収・循環
③ 生殖機能
という3つのレベルから男性妊活の身体づくりを考えています。
① 栄養|身体をつくる材料
普段の食事や生活習慣を確認し、男性妊活に必要な栄養について考えます。
「何を飲むか」だけではなく、普段何を食べているのかまで確認することを大切にしています。
② 吸収・循環|身体全体のコンディションを整える
次に、
・睡眠
・運動
・長時間のデスクワーク
・身体の緊張
・姿勢
・身体の硬さ
なども確認します。
そして、その方の身体の状態に合わせて鍼灸や整体を取り入れます。
栄養を摂ることだけではなく、消化・吸収・循環まで含めて身体全体を見る。
これが当院の男性妊活で大切にしている考え方です。
③ 生殖機能|精巣まで含めて考える
3つ目が生殖機能です。
当院では、病院で行った精液検査の結果や、次回の精液検査・採精・採卵などの予定も確認します。
そのうえで、男性妊活の身体づくりの一つとして高麗手指鍼を取り入れています。
高麗手指鍼は、手に身体の各部位が対応しているという考え方をもとに、手にある精巣のツボへ刺激を行います。
高麗手指鍼によって男性不妊の原因疾患を治療したり、妊娠を保証したりするものではありません。
病院で必要な検査や不妊治療を受けながら、ますぎ鍼灸院では次回の採精に向けた身体づくりをサポートしています。
よくある質問|子供ができにくい男性について
Q. 子供ができにくい男性には自覚症状がありますか?
自覚症状がないケースもあります。
勃起や射精に問題がなく、普段健康に生活していても、精液検査で精子の数や運動率について指摘されることがあります。
詳しく確認するためには精液検査などが必要です。
Q. 男性不妊は何科を受診すればいいですか?
男性不妊を専門的に診ている泌尿器科などが選択肢になります。
精液検査で異常を指摘された場合や、精索静脈瘤などが疑われる場合には、医療機関で原因を確認することが大切です。
Q. 精子の数が少ないのは生活習慣が原因ですか?
生活習慣が関係する可能性はありますが、それだけが原因とは限りません。
ホルモン、精索静脈瘤、精子の通り道の問題など、医療機関での評価が必要な原因もあります。
Q. サウナは男性妊活中に避けた方がいいですか?
精巣周辺を長時間高温環境にさらすことは、男性妊活では注意したいポイントの一つです。
頻度や時間なども関係するため、必要以上に恐れるのではなく、長時間・高頻度になっていないかを見直してみましょう。
Q. サプリメントだけで男性妊活はできますか?
栄養は大切ですが、男性不妊の原因は一人ひとり異なるため、サプリメントだけですべてを考えることはおすすめできません。
まず必要な検査を受け、そのうえで食事・睡眠・運動などの生活習慣や身体全体のコンディションを考えることが大切です。
まとめ|「子供ができにくい男性」は見た目だけでは分からない
子供ができにくい男性に、誰でも共通する外見上の特徴があるわけではありません。
男性不妊では、
・精子をつくる機能
・精子の通り道
・ホルモン
・性機能
・過去の病気や手術
・生活習慣
など、さまざまな要因を確認する必要があります。
そして、男性不妊には自覚症状がないケースもあります。
なかなか妊娠につながらない場合には、女性側だけではなく、男性側も一度検査を受けて現在の状態を知ることが大切です。
そのうえで、ますぎ鍼灸院では、
① 栄養
② 吸収・循環
③ 生殖機能
という3つのレベルから、男性妊活の身体づくりを考えています。
病院では必要な検査・診断・不妊治療を受ける。
鍼灸院では、次の採精に向けて身体のコンディションを整える。
この2つを併用しながら男性妊活に取り組むことをおすすめしています。
神楽坂で男性不妊・男性妊活の身体づくりをサポート|ますぎ鍼灸マッサージ院
ますぎ鍼灸マッサージ院では、男性不妊・男性妊活でお悩みの方に対して、食事・栄養、生活習慣、鍼灸、整体、高麗手指鍼などを組み合わせた身体づくりをサポートしています。
精液検査の数値だけではなく、これまでの検査結果、生活習慣、現在の身体の状態、病院での今後の予定なども確認します。
次回の精液検査・採精・採卵などの予定から逆算しながら、男性側から今できることを一緒に整理していきます。
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新宿区・神楽坂で男性不妊・男性妊活についてお悩みの方が、病院での不妊治療や検査と並行しながら、次の採精に向けて身体のコンディションを整えていくためのサポートを行っています。





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ますぎ鍼灸マッサージ院でございます。