男性不妊に鍼灸は効果がある?

「精液検査で精子の数や運動率を指摘された」

「サプリメントを飲んでいるけれど、変化が分からない」

「次の採精までに、自分でもできることを始めたい」

「男性不妊に鍼灸がよいと聞いたけれど、本当に意味があるのか知りたい」

 

このようなお悩みはありませんか?

 

男性不妊に対する鍼灸は、泌尿器科での検査や医学的な対応に代わるものではありません。

一方で、身体の状態を確認し、施術・セルフケア・生活習慣を組み合わせながら、妊活に取り組む身体づくりを支える方法の一つです。

ますぎ鍼灸院では、精液検査の結果や今後の採精予定を確認したうえで、一人ひとりに合わせた施術計画をご提案しています。

 

このようなお悩みはありませんか?

・精子濃度や運動率を指摘された
・精液検査の結果が検査のたびに変わる
・サプリメントや食生活を見直しても変化が分からない
・精索静脈瘤を指摘された
・FSHやLHなどの数値が気になっている
・人工授精、体外受精、顕微授精を予定している
・採精までに男性側でもできることを始めたい
・女性側だけに負担をかけているように感じる
・男性不妊に対応した鍼灸院を探している

当院には、精子濃度・運動率・正常形態率などを指摘された方のほか、無精子症、精索静脈瘤、ホルモン値などについて相談される方もいらっしゃいます。

ただし、原因や検査結果によっては、鍼灸を始める前に泌尿器科や男性不妊外来での確認を優先していただくことがあります。

男性不妊に鍼灸は効果があるのでしょうか?

結論からいうと、男性不妊に対する鍼灸について、精子運動率や精子濃度などの変化を検討した研究はあります。

一方で、研究によって施術方法、対象者、実施期間、比較方法が異なり、結果も一貫していません。

一部の研究では精液所見の変化が報告されていますが、現時点の研究だけでは、男性不妊に対する鍼灸の有効性を断定できる段階ではありません。

そのため、当院では、

・鍼灸を受ければ精子が増える
・運動率が必ず上がる
・妊娠率が上がる

とはお伝えしていません。

男性不妊に対する鍼灸は、原因を調べる検査や医学的な対応と並行しながら、生活習慣も含めた身体づくりを支える方法の一つと考えています。

男性不妊では最初に検査が重要です

男性不妊には、さまざまな原因があります。

造精機能に関係するもの

精子をつくる機能に何らかの問題があり、精子濃度、運動率、形態などに影響が現れる状態です。

原因を特定できないこともありますが、精索静脈瘤、ホルモン、遺伝的要因、過去の病気や服薬などが関係する場合があります。

精子の通り道に関係するもの

精子がつくられていても、精管などの通り道が閉塞していることで、精液中に精子が確認できない場合があります。

閉塞の有無は鍼灸院では判断できません。泌尿器科や男性不妊外来での検査が必要です。

勃起や射精に関係するもの

勃起しにくい、勃起を維持できない、射精できない、膣内で射精できないなど、性交や射精に関する問題が妊活に影響することもあります。

性機能の問題には、身体面だけでなく、服薬、ストレス、疲労、夫婦関係など複数の要因が関係します。

精液検査で確認する主な項目

精液検査では、主に次の項目を確認します。

・精液量
・精子濃度
・総精子数
・前進運動率
・総運動率
・正常形態率
・総運動精子数(TMSC)

精液量

1回の射精で採取された精液の量です。

ただし、採取時に全量を採れなかった場合などは、実際より少なく測定される可能性があります。

精子濃度

精液1mlの中に、どのくらいの精子が存在しているかを示す数値です。

総精子数

精液全体に含まれる精子の数です。

精子濃度だけでなく、精液量と合わせて確認します。

前進運動率

前へ進む精子の割合です。

単に動いているかだけでなく、前へ進んでいるかを確認します。

総運動率

前進している精子を含め、動いている精子全体の割合です。

正常形態率

一定の基準に基づいて、精子の形態を評価した数値です。

総運動精子数(TMSC)

精液全体の中に、運動している精子がどのくらいいるかを考える指標です。

精子濃度や運動率を単独で見るだけでなく、複数の項目を合わせて確認することが大切です。

WHOの基準値は合格・不合格の線ではありません

精液検査では、WHOの精液検査マニュアルが参考にされます。

ただし、WHOの下方基準値は、妊娠できる人とできない人を明確に分ける「合格・不合格の線」ではありません。

基準値以上でも妊娠に至らないことがあり、基準値を下回っていても妊娠する可能性があります。

女性側の年齢や身体の状態、受精方法なども含め、総合的に考える必要があります。

検査結果の数字だけを見て、ご自身で重症度や妊娠の可能性を決めつけないことが大切です。

一度の精液検査だけで判断できない理由

精液検査の結果は、毎回まったく同じになるわけではありません。

次のような条件によって、数値が変動する可能性があります。

・禁欲期間
・採取できた精液の量
・採取から検査までの時間
・採取時や運搬時の温度
・発熱や体調不良
・睡眠不足
・強い疲労やストレス
・飲酒などの生活状況

一度の結果だけを見て、必要以上に悲観することはありません。

一方、複数回の検査で低い数値が続いている場合や、著しく低い項目がある場合は、泌尿器科や男性不妊外来で詳しく調べることが重要です。

鍼灸より先に泌尿器科へ相談したいケース

次のような場合は、まず医療機関への相談をおすすめします。

・精液中に精子が確認されなかった
・精子濃度や運動率が著しく低い
・陰嚢に腫れ、痛み、違和感がある
・左右の精巣の大きさが明らかに異なる
・精索静脈瘤を指摘された
・FSH、LH、テストステロンの異常を指摘された
・血精液症が続いている
・勃起障害や射精障害がある
・過去に停留精巣、鼠径ヘルニア、精巣の手術歴がある
・抗がん剤や放射線などの影響が考えられる

精子数に異常がある場合には、FSH・LH・テストステロンなどの検査が必要になることがあります。

男性不妊では、精液検査に異常があっても原因を特定できないケースがあります。

一方で、精索静脈瘤など、医学的な対応を検討できる原因もあります。

鍼灸だけで判断せず、最初に原因を確認することが重要です。

精索静脈瘤について

精索静脈瘤は、陰嚢内の静脈が拡張する状態です。

精液所見に影響することがあり、状態によっては手術が検討されます。

精索静脈瘤の診断や医学的な対応は泌尿器科の領域です。

ますぎ鍼灸院では、精索静脈瘤そのものへの対応を鍼灸で行うことはありません。

精索静脈瘤が疑われる場合や、すでに指摘されている場合は、男性不妊に対応する泌尿器科へご相談ください。

ますぎ鍼灸マッサージ院の男性妊活3段階アプローチ

男性妊活では、サプリメントだけ、食事だけ、鍼灸だけというように、一つの方法だけですべてを考えるのは難しいと当院では考えています。

ますぎ鍼灸院では、次の3段階で現在の状態を確認します。

レベル1 精子をつくる材料と生活習慣を確認する

最初に、身体に入ってくる材料と日常生活を確認します。

・普段の食事内容
・たんぱく質や野菜などの摂取状況
・使用しているサプリメント
・睡眠時間と睡眠の質
・喫煙や飲酒
・体重や運動習慣
・サウナや長風呂など熱への曝露
・仕事中の長時間座位
・夜勤や不規則な生活

栄養が不足している場合には、食事や生活習慣を見直すことが一つの対策になります。

ただし、サプリメントを飲めば、すべての方の精液所見が変化するわけではありません。

必要以上に種類を増やすのではなく、食事内容、服薬、検査結果を確認して整理することが大切です。

レベル2 吸収・循環と身体全体の状態を確認する

栄養を摂っていても、身体の状態や生活が乱れていれば、妊活を続けるうえでの負担になります。

当院では、次のような点を確認します。

・胃腸の状態
・呼吸の浅さ
・自律神経に関係する体調
・長時間のデスクワーク
・運動不足
・骨盤や股関節周囲の緊張
・腸腰筋や内転筋などの硬さ
・背骨や姿勢の状態

鍼灸と整体を組み合わせ、身体全体の緊張や動きに働きかけます。

ただし、「骨盤を整えれば精子が増える」「腸腰筋を緩めれば男性不妊が解決する」という直接的な因果関係を示すものではありません。

身体の状態を整え、睡眠、運動、食生活などに取り組みやすい状態を目指すための施術です。

レベル3 高麗手指鍼を用いた施術

高麗手指鍼は、手に身体の各部位が対応しているという考え方をもとに、手にある精巣のツボへ刺激を行います。

身体に行う一般的な鍼灸と組み合わせながら、一人ひとりの状態に合わせて刺激する場所や方法を選びます。

鍼が苦手な方には、鍼を刺さない器具で刺激する方法もご提案できます。

高麗手指鍼も、病院での検査や医学的な対応に代わるものではありません。

ますぎ鍼灸マッサージ院で行う身体づくりの一つとして取り入れています。

ますぎ鍼灸マッサージ院で行う施術

身体の状態に応じて、次の施術やサポートを組み合わせます。

高麗手指鍼

手にある身体の各部位に対応すると考えられている場所へ刺激を行います。

耳ツボはり

自律神経を調整するために、耳ツボにシールの鍼をします。

骨盤・背骨・股関節周囲への整体

姿勢や身体の動きを確認し、骨盤、背骨、股関節周囲の緊張に働きかけます。

筋肉へのアプローチ

長時間のデスクワークなどで硬くなりやすい腸腰筋、内転筋、臀部、腹部などの状態を確認します。

セルフケア

自宅で無理なく続けられる運動、呼吸、ストレッチなどをご案内します。

生活習慣の確認

食事、睡眠、運動、喫煙、飲酒、サウナや長風呂など、現在の生活の中で優先して見直す項目を整理します。

一度にすべてを変えるのではなく、続けやすく、影響が大きいと考えられる項目から取り組みます。

初回からの流れ

1.LINE相談・予約

現在のお悩み、年齢、身長、体重、分かる範囲で不妊検査の状況をお知らせください。

精液検査の結果がなくてもご相談いただけます。

2.初回カウンセリング

次の内容を確認します。

・最も悩んでいること
・これまで行ってきた対策
・精液検査の結果
・泌尿器科での診断
・現在使用している薬やサプリメント
・次回の採精、採卵、移植予定
・睡眠、食事、運動などの生活状況
・どの時期までに、どのような状態を目指したいか

3.身体の確認

姿勢、呼吸、骨盤や股関節の動き、腹部や背中、筋肉の緊張などを確認します。

4.施術

高麗手指鍼、全身への鍼灸、整体を身体の状態に合わせて組み合わせます。

5.セルフケアと生活習慣の提案

現在の生活に合わせ、優先度の高い対策からご提案します。

6.経過確認

体調だけでなく、次回の精液検査や採精予定も確認しながら、施術内容や通院ペースを調整します。

なぜ3か月を一つの目安にするのか

男性妊活では「何回くらい通えばよいですか?」という質問を多くいただきます。

精子がつくられて成熟し、射精されるまでには一定の時間が必要です。

そのため、数日や1~2週間だけで判断するのではなく、次の精液検査や採精予定から逆算して計画を立てます。

当院では、おおむね3か月を一つの確認期間としてご案内することがあります。

ただし、

・3か月通えば数値が上がる
・3か月で妊娠する

という意味ではありません。

年齢、原因、検査結果、医療機関での方針、生活状況は一人ひとり異なります。

採精までの期間が短い場合には、その予定に合わせて計画を調整します。

施術と一緒に見直したい生活習慣

睡眠

睡眠時間だけでなく、就寝・起床時間、途中覚醒、起床時の疲労感なども確認します。

最初から完璧な睡眠を目指すのではなく、起床時間を揃える、就寝前のスマートフォンを見る時間を短くするなど、実行しやすいことから始めます。

食事

特定の食品や栄養素だけに偏らず、食事全体を確認します。

サプリメントを使用する場合も、種類を増やし続けるのではなく、目的、摂取量、成分の重複、服薬との関係を整理することが大切です。

運動

運動不足がある方は、ウォーキングなど無理なく続けられるものから始めます。

一方で、過度なトレーニング、極端な減量、疲労が抜けない運動は、身体への負担になる可能性があります。

長時間座位

デスクワークが長い方は、30~60分に一度立つ、短く歩く、股関節を動かすなどの習慣を取り入れます。

長時間座っていることだけが男性不妊の原因という意味ではありません。

運動不足や身体の緊張を減らすための対策として行います。

精巣を温めすぎる習慣

次のような習慣がないか確認します。

・長時間のサウナ
・頻繁な長風呂
・膝の上でのノートパソコン使用
・シートヒーターの長時間使用
・通気性の悪い状態が続くこと

妊活中は、精巣周囲を意図的に温めるセルフケアはおすすめしていません。

喫煙と飲酒

喫煙している場合は、禁煙について検討します。

飲酒は量や頻度を確認し、過量になっている場合は減らすところから始めます。

ますぎ鍼灸マッサージ院が大切にしていること

1.男性不妊に専門特化

精子濃度、運動率、無精子症、精索静脈瘤、ホルモン値など、男性側のさまざまなご相談を受けています。

2.病院の検査結果を確認する

鍼灸だけで判断せず、精液検査、血液検査、病院での診断、今後の医療方針を確認します。

3.施術だけに頼らない

施術・セルフケア・生活習慣の3本柱で、現在取り組めることを整理します。

4.採精予定に合わせる

次の精液検査、人工授精、採卵、顕微授精などの予定を確認し、通院計画を調整します。

5.院長が一貫して担当する

初回カウンセリングから施術、生活習慣の確認まで、院長が担当します。

当院が目指しているのは、通い続けなければ何もできない状態ではありません。

施術期間中に自分の身体と生活を見直し、卒業後は自分で整えられる身体へ近づくことを大切にしています。

よくある質問

鍼灸を受けると精子は増えますか?

精子濃度などの変化を検討した研究はありますが、すべての方に変化が現れるとは限りません。

当院でも、数値の変化を保証するご案内は行っていません。

まず原因を確認し、施術、生活習慣、必要な医学的対応を組み合わせることが大切です。

精子の運動率についても相談できますか?

運動率を指摘された方からのご相談にも対応しています。

精液検査の結果、禁欲期間、過去の推移、泌尿器科での診断などを確認したうえで、施術や生活習慣をご提案します。

どのくらいの頻度で通いますか?

身体の状態や次回の採精予定によって異なります。

週1回または週2回で来院される方もいらっしゃいますが、一律には決めていません。

初回に今後の予定と目標を確認してご提案します。

精液検査の結果がなくても相談できますか?

ご相談いただけます。

ただし、現在の状態を確認するため、必要に応じて泌尿器科や生殖医療機関での検査をご案内することがあります。

無精子症でも相談できますか?

ご相談は可能ですが、最初に無精子症の種類や原因を調べることが重要です。

閉塞性か非閉塞性か、ホルモンや遺伝的要因、精子採取術の予定などを確認する必要があります。

鍼灸だけで精子が確認できるようになるとお伝えすることはできません。

精索静脈瘤にも対応していますか?

精索静脈瘤そのものの診断や医学的対応は行っていません。

男性不妊に対応する泌尿器科へご相談ください。

医師の方針を確認したうえで、妊活中の身体づくりについてご相談いただくことは可能です。

病院と併用できますか?

病院での検査や対応と並行してご利用いただけます。

現在の通院先、服薬、採精・採卵・移植予定を初回にお知らせください。

鍼は痛いですか?

使用する鍼は細いものですが、刺激の感じ方には個人差があります。

高麗手指鍼では手へ刺激するため、場所によって刺激を感じることがあります。

刺激を確認しながら行い、鍼が苦手な方には刺さない器具をご提案することもできます。

採精直前でも受けられますか?

採精日までの期間や体調を確認して判断します。

直前の1回だけですべてを変えようとするのではなく、可能であれば予定から逆算して身体と生活を見直すことをおすすめします。

まとめ|検査・施術・生活習慣を組み合わせる

男性不妊への対策は、鍼灸だけ、サプリメントだけ、食事だけと、一つの方法ですべてを考えるものではありません。

まず、泌尿器科や生殖医療機関で現在の状態を確認することが大切です。

そのうえで、

・施術
・セルフケア
・食事や睡眠などの生活習慣

を組み合わせ、次の精液検査や採精に向けて取り組みます。

ますぎ鍼灸院では、検査結果や今後の予定を確認しながら、一人ひとりに合わせた身体づくりをサポートしています。

「自分は相談の対象になるのか」

「病院と鍼灸のどちらを先にしたらよいか」

「精液検査の結果をどのように考えればよいか」

と迷っている方は、分かる範囲で現在の状況をLINEからお知らせください。

【LINEで無料相談する】

執筆者

ますぎ鍼灸マッサージ院
院長 真杉孝博

男性不妊に専門特化し、精液検査の数値や医療機関での予定を確認しながら、高麗手指鍼、鍼灸、整体、セルフケア、生活習慣を組み合わせたサポートを行っています。

ますぎ鍼灸マッサージ院

所在地:東京都新宿区矢来町124-3 ブリス神楽坂205
アクセス:東京メトロ東西線 神楽坂駅2番出口(矢来口)徒歩1分
電話番号:03-6262-6835
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男性不妊専門の鍼灸師
男性不妊症専門ますぎ鍼灸マッサージ院
院長真杉 孝博
厚生労働省認可 国家資格免許番号
  • はり師 第 130923 号
  • きゅう師 第 130764 号
  • あんま指圧マッサージ師 第 124359 号

出版書籍

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ますぎ鍼灸マッサージ院