腸の健康を保つためのガイド
腸の健康の重要性
腸の状態が良いと、体全体の健康に繋がります。
逆に腸の状態が悪いと、さまざまな病気が発生することがあります。腸を健やかに保つためには、食事の見直しが重要です。
食事のポイント
現代の食生活と消化の関係
現代人は「もちもち」した食感を好みますが、消化が悪く腸に負担をかけています。
特に小麦製品は消化が悪く、腸にとどまることで炎症を引き起こす可能性があります。(リーキーガット症候群)
玄米は栄養価が高いですが、消化が悪く腸に負担をかけることがあります。
小麦製品は水を含むとグルテンが集まり、消化が難しくなります。
市販されているほとんどの小麦製品はデュラム小麦を使用しており、風味が良く美味しいですが、消化には不向きです。
米の選び方
うるち米(もち米):コシヒカリなどのもちもちした食感のものは消化が悪いです。
ササニシキやタイ米:原種に近い米は消化が良く、安全です。タイ米はタイの国家プロジェクトにより無農薬で作られています。
油の選び方
植物系油(トランス脂肪酸):キャノーラ油やサラダ油はすでに熱を加えられており、腸に悪影響を与えます。
加工食品には避けた方が良い食物油脂が多く含まれています。
コールドプレス製法の油:低温圧搾で作られた油が最適です。
アボカドオイルやココナッツオイルが一番良く、その次にエキストラバージンオリーブオイルや米油がおすすめです。
揚げ物は良い油でも酸化してしまいますが、炒めるくらいならば上記の油でしたら悪い油を摂らずに済みます。
食事の順番と血糖値の管理
食事の順番を工夫することで、血糖値の急上昇を避けることができます。
血糖値の急上昇はインスリンの過剰分泌を招き、健康に悪影響を与えます。
食べる順番:野菜→汁物→タンパク質→炭水化物(ご飯)
砂糖の代替:みりんや砂糖を避け、ラカントSなど血糖値を上げない甘味料を使用しましょう。
食材の選び方
肉と魚
牛肉:胃が4つあるため、解毒が進みやすくエネルギー効率も高いです。特にグラスフェッドビーフが良いです。
豚肉や鶏肉:狭いゲージで育てられるため、抗生物質の注射を受けることが多いです。
脂のところに抗生物質やホルモン剤が集まるので、脂身や皮を避けて食べましょう。
プロテイン:同じ物質を摂り続けると肝臓や腎臓に負担がかかるため、バランスよく摂取することが重要です。
一番負担の少ないプロテインはグラスフェッドホエイプロテインです。
乳製品:
プロセスチーズには小麦が含まれることがありますが、ナチュラルチーズに小麦は含まれていません。
□塩の選び方
天日塩:ミネラルが豊富で健康に良いです。
テーブルソルトは化学薬品を使って作られており、ナトリウムが血管壁にこびりついて血圧を上げる原因になるため避けましょう。
ホッティーお塩ちゃんがおすすめです。
□野菜
土の中に埋まっている野菜:糖質が多いので、大量に食べないようにしましょう。特にアクの強い野菜(ネギ、ニンニク、ニラ、玉ねぎ)は避けた方が良いです。
ナス科の野菜:アレルギー反応を起こすことがあるため、ナスやトマトも避けた方が良いです。
ワカメ:よく噛んで食べましょう。
その他のポイント
MCTオイル:脳関門を通るため、冷え性の改善にも役立ちますが、過剰摂取は下痢や吐き気を引き起こすことがあります。
遅延性アレルギーテスト:腸の問題が続く場合は、遅延性アレルギーの検査を受けることを検討してください。
Amazonなどで検索すると自費で約50,000~100,000円の商品が見つかります。
逆流性食道炎の食道への配慮
圧迫を避ける:ベルトを緩めるなどして胃への圧迫を避けましょう。
寝方:寝るときに胃より食道を高くすることで、胃酸が逆流しにくくなります。
これらのアドバイスを守ることで、逆流性食道炎や機能性ディスペプシアの症状が改善されることが期待できます。
体調を整えるために、適切な食事と生活習慣の見直しを行いましょう。
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