「太ももの内側がいつも硬い」
「股関節が開きにくくなってきた」
「EDと内転筋には何か関係があるのでしょうか?」
ED(勃起不全)について身体の面から考えるとき、骨盤底筋や腸腰筋とともに確認することがあるのが、太ももの内側にある内転筋です。
結論からいうと、
内転筋が硬いことがEDの直接的な原因だと断定することはできません。
また、
内転筋を緩めればEDが改善する
という医学的な関係が確立しているわけでもありません。
しかし、内転筋は骨盤から太ももにかけて位置し、股関節の動きに関係する筋肉群です。
長時間座っている方や運動不足の方では、太ももの内側や股関節周辺に硬さを感じることもあります。
そのため、ますぎ整体院ではEDだけを見るのではなく、骨盤・股関節・内転筋を含めた身体全体の状態を確認します。
今回は、内転筋とはどのような筋肉なのか、EDとの関係をどこまで考えられるのか、そして当院でなぜ内転筋を確認するのかについて解説します。
内転筋とは?
内転筋は、太ももの内側にある複数の筋肉の総称です。
代表的なものには、
大内転筋
長内転筋
短内転筋
薄筋
恥骨筋
などがあります。
これらの筋肉は主に、脚を身体の中心方向へ動かす「股関節の内転」に関係します。
例えば、開いた脚を閉じるような動きです。
また、歩行や立位など日常的な動作でも使われています。
内転筋は骨盤とつながっている
内転筋の多くは、骨盤周辺から太ももの骨に付着しています。
そのため、
骨盤
股関節
太ももの内側
をつなぐ筋肉群の一つとして考えることができます。
ここで重要なのは、
「骨盤に付いているからEDに直接影響する」
という意味ではないことです。
身体は一つの筋肉だけで動いているわけではありません。
内転筋だけではなく、
腸腰筋
臀部周辺の筋肉
腹部周辺の筋肉
骨盤底筋
など、多くの筋肉が協調して身体を動かしています。
内転筋と骨盤底筋は同じ筋肉?
これは混同しやすいところです。
内転筋と骨盤底筋は別の筋肉です。
内転筋は主に太ももの内側にあり、股関節の動きに関係します。
骨盤底筋は骨盤の底に位置する筋肉群で、排尿・排便や男性の性機能などにも関係します。
EDを身体から考える場合には、骨盤底筋が注目されることがあります。
しかし、
「内転筋を鍛えれば骨盤底筋が強くなってEDが改善する」
と単純に考えることはできません。
身体の状態を個別に確認することが大切です。
EDと内転筋に直接的な関係はある?
現時点で、
内転筋の硬さがEDの直接的な原因である
と考える十分な根拠があるわけではありません。
EDには、
血管・血流
神経
ホルモン
心理状態
持病
服用している薬
生活習慣
など、さまざまな要素が関係します。
そのため、
「太ももの内側が硬いからEDになった」
と自己判断することはおすすめしません。
ますぎ整体院で内転筋を確認するのは、EDの原因を内転筋に求めるためではなく、その方の骨盤・股関節を含めた身体全体の状態を見るためです。
長時間座っている男性は股関節周辺も確認
40代・50代の男性では、仕事で長時間座っている方も多いのではないでしょうか。
例えば、
朝からパソコン作業。
移動は電車や車。
昼休みも座る。
午後もパソコン。
帰宅してからもソファ。
このような生活では、身体を大きく動かす機会そのものが少なくなります。
すると、
「昔より股関節が開かなくなった」
「しゃがみにくくなった」
「太ももの内側が硬い」
「腰回りが重い」
と感じる方もいます。
もちろん、
デスクワークや内転筋の硬さだけでEDになるわけではありません。
ただし、身体活動量が少ない生活になっていないかを確認することは、身体全体の健康を考えるうえでも重要です。
EDで重要なのは「陰茎だけ」を見ないこと
勃起には、性的な刺激を受けてから複数の反応が関係します。
簡単にすると、
性的刺激
↓
脳
↓
神経
↓
血管の反応
↓
海綿体へ血液が流れ込む
↓
勃起
という流れです。
そのためEDでは、
「どこか一つの筋肉を緩めればいい」
という考え方では不十分です。
血管・神経・ホルモン・心理状態などを含め、原因について考える必要があります。
内転筋を緩めれば陰茎への血流が増える?
「内転筋を緩めれば骨盤内の血流が良くなり、陰茎への血流も増える」
という説明を見かけることがあります。
しかし、
内転筋を緩めることで陰茎への血流が増加し、EDが改善すると断定することはできません。
勃起時の血流は血管・神経などが関係する複雑な仕組みによって調節されています。
ますぎ整体院でも、
「内転筋を緩めて陰茎への血流を増やす」
ことを施術効果として説明するのではなく、股関節・骨盤周辺を含めた身体のコンディショニングとして内転筋への施術を取り入れています。
内転筋は強く鍛えればいい?
これも、
「強ければ強いほどいい」
というものではありません。
筋肉には、
力を出す
緩む
伸びる
他の筋肉と協調する
といった働きがあります。
そのため、
「EDだから内ももを鍛える」
と自己判断して、内転筋トレーニングだけを大量に行う必要はありません。
身体の状態によっては、筋力よりも運動不足や身体の使い方など、別の部分を見直した方がよい場合もあります。
股関節の硬さとEDは関係する?
股関節が硬いこと自体がEDの原因だと断定することはできません。
しかし、股関節周辺には、
腸腰筋
内転筋
臀部周辺の筋肉
など、多くの筋肉があります。
さらにその内側には骨盤底筋があります。
そのため当院では、
「股関節が硬いからED」
と考えるのではなく、
「この方は身体全体としてどのような状態なのか?」
を見るために、股関節の動きも確認します。
内転筋と陰部神経は同じものではありません
骨盤周辺を調べていると「陰部神経」という言葉が出てくることがあります。
陰部神経は、会陰部の感覚や骨盤底筋の一部の働きなどに関係する神経です。
内転筋とはまったく別の組織です。
また、勃起には陰部神経だけではなく、自律神経を含めた複数の神経系が関係します。
そのため、
「内転筋が硬い
↓
陰部神経を圧迫する
↓
EDになる」
という単純な説明をすべての方に当てはめることはできません。
神経症状が疑われる場合には、医学的な評価が必要です。
EDが続いているなら、まず医療機関で確認を
「身体が硬いからEDになったのだろう」
と自己判断する前に、EDが続いている場合には泌尿器科などの医療機関へ相談することをおすすめします。
EDの背景には、
糖尿病
高血圧
脂質異常症
血管に関係する問題
神経に関係する問題
ホルモンに関係する問題
などが隠れている場合があります。
必要な医学的確認は病院で行う。
そのうえで、
運動不足
身体の硬さ
睡眠
ストレス
生活習慣
など、自分で見直せる部分について考えていく。
このように役割を分けることが大切です。
ますぎ整体院では内転筋をどう見る?
ますぎ整体院では、
「EDだから内転筋を緩める」
という決まった施術は行いません。
まず、
骨盤
背骨
股関節
腸腰筋
内転筋
骨盤底筋
脚など下半身
を確認します。
さらに、
仕事
デスクワーク時間
運動量
睡眠
ストレス
生活習慣
などについても確認します。
そのうえで、現在の身体に必要な施術を選択します。
① 内転筋へのアプローチ
太ももの内側の硬さや左右差、股関節の動きなどを確認します。
必要な場合には、内転筋への施術を行います。
これは、
「内転筋を緩めればEDが改善する」
という目的ではなく、骨盤・股関節周辺を含めた身体全体のコンディショニングの一つとして行います。
② 腸腰筋へのアプローチ
内転筋だけでなく、腰から股関節周辺につながる腸腰筋についても確認します。
特にデスクワーク時間が長い方では、股関節周辺の状態や普段の身体活動についても確認します。
③ 骨盤・背骨の調整
必要に応じて骨盤や背骨周辺への施術を行います。
「骨盤の歪みを直せばEDが良くなる」という考え方ではありません。
身体全体の動きや筋肉の状態などを見ながら行います。
④ 骨盤底筋トレーニング
身体の状態によっては、骨盤底筋トレーニングを取り入れます。
大切なのは、
全員に同じ方法を行わないことです。
現在の身体に必要なセルフケアを選びます。
⑤ 神経・東洋医学の視点も取り入れる
勃起には筋肉だけでなく、神経や自律神経なども関係します。
そのため身体の状態に応じて、
陰部神経周辺へのアプローチ
背骨へのアプローチ
手の生殖器に対応するとされるツボへの刺激
腎虚に対する補法
経絡・奇経を用いた施術
耳ツボ
などを組み合わせることもあります。
一つの筋肉だけでEDを考えないことを大切にしています。
セルフケアも「内転筋ストレッチだけ」ではありません
EDについて検索すると、
「このストレッチをしてください」
「この筋肉を鍛えてください」
という情報がたくさん出てきます。
しかし、ますぎ整体院では全員に同じセルフケアをすすめません。
例えば、
運動量が少ない方なら、まず歩く時間を増やす。
座っている時間が長い方なら、定期的に立つ。
股関節周辺に硬さがある方なら、その方に合った運動を選ぶ。
骨盤底筋の使い方が必要な方なら、骨盤底筋トレーニングを行う。
このように、
現在の身体を確認する
↓
必要なセルフケアを選ぶ
↓
自分でも身体を管理できるようにする
という流れを大切にしています。
よくある質問|EDと内転筋
Q. 内転筋が硬いとEDになりますか?
内転筋が硬いことがEDの直接的な原因だと断定することはできません。
EDには血管、神経、ホルモン、心理状態など複数の要因が関係します。
Q. 内転筋を緩めればEDは改善しますか?
内転筋への施術によってEDが改善すると断定することはできません。
当院では骨盤・股関節周辺を含めた身体全体のコンディショニングとして、必要に応じて内転筋への施術を行います。
Q. 内ももを鍛えると勃起力が上がりますか?
内転筋のトレーニングだけで勃起機能が向上すると単純に考えることはできません。
筋力だけではなく、運動習慣や血管の健康、神経、心理状態なども含めて考えることが重要です。
Q. 股関節が硬いのですが、EDと関係がありますか?
股関節の硬さだけでEDになるとは言えません。
ただし、当院では身体全体の状態を確認する一つの項目として、股関節の動きや周辺筋の状態も確認します。
Q. EDで整体を受ける前に病院へ行った方がいいですか?
EDが続いている場合には、まず泌尿器科などの医療機関へ相談することをおすすめします。
必要な医学的確認をしたうえで、身体の硬さ、運動不足、生活習慣などについても見直したい場合に、身体のコンディショニングを併用するという考え方があります。
まとめ|EDでは内転筋だけではなく身体全体を見る
内転筋は太ももの内側にあり、骨盤から太ももにつながる筋肉群です。
股関節の動きなどに関係するため、骨盤周辺の身体の状態を見る際には確認するポイントの一つになります。
しかし、
「内転筋が硬いからEDになった」
「内転筋を緩めればEDが改善する」
と単純に考えることはできません。
EDには、
血流
神経
ホルモン
心理状態
持病
生活習慣
など、さまざまな要素が関係します。
ますぎ整体院では、
骨盤・背骨・股関節・腸腰筋・内転筋・骨盤底筋・下半身
など身体全体を確認し、その方に必要な身体づくりを考えます。
神楽坂でEDに悩む男性の身体づくりをサポート|ますぎ整体院
ますぎ整体院では、EDを一つの筋肉や一つの原因だけで考えません。
身体の状態や生活習慣を確認したうえで、
骨盤・背骨の調整
腸腰筋・内転筋へのアプローチ
骨盤底筋トレーニング
陰部神経周辺へのアプローチ
下半身への施術
手の生殖器に対応するとされるツボへの刺激
経絡・奇経を用いた施術
耳ツボ
などから、その方の身体に必要なものを組み合わせます。
そして施術だけに頼るのではなく、
自分の身体の状態を理解し、自分に必要なセルフケアを身につけ、自分でも良いコンディションを維持できる身体づくり
を目指してサポートします。
ますぎ整体院|アクセス
神楽坂駅 2番出口(矢来口)徒歩1分
〒162-0805
東京都新宿区矢来町124-3 ブリス神楽坂205
TEL:03-6262-6835
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