「最近、朝立ちが減ってきた」
「以前はほぼ毎朝あったのに、今はほとんどない」
「これはEDのサインなのでしょうか?」
40代・50代になると、こうした変化を感じる男性は少なくありません。
結論からいうと、
朝立ちが減ったからといって、それだけでEDと判断することはできません。
一方で、朝立ちは男性の性機能や睡眠、身体の状態を考える一つの手がかりにはなります。
そのため、
朝立ちの回数が減った
以前より硬さが弱くなった
性交時の勃起にも変化がある
という場合には、年齢だけで片づけず、身体や生活習慣を見直すことが大切です。
今回は、朝立ちはなぜ起こるのか、朝立ちとEDにはどのような違いがあるのか、そして40代・50代男性が確認したいポイントについて解説します。
朝立ちはなぜ起こる?
朝立ちは、医学的には睡眠中に起こる勃起の一部として考えられます。
男性は睡眠中、とくにレム睡眠のタイミングなどで勃起が起こることがあります。
その状態が起床時まで続いていると、
「朝立ちしている」
と感じます。
つまり朝立ちは、
性的なことを考えていたから起こる
というものだけではありません。
睡眠中に起こる身体の生理的な反応の一つです。
朝立ちとEDは同じもの?
朝立ちとEDは同じではありません。
EDとは、
勃起しにくい
十分な硬さになりにくい
勃起を維持しにくい
などの状態が続き、性生活に支障を感じる状態を指します。
一方、朝立ちは睡眠中の勃起です。
そのため、
朝立ちがある=EDではない
朝立ちがない=必ずED
という単純な判断はできません。
朝立ちがあるのに性交時は勃起しにくいこともある
朝立ちはある。
でも性交時には勃起しにくい。
このようなケースもあります。
この場合には、
緊張
プレッシャー
不安
ストレス
パートナーとの関係
失敗した経験への意識
など、心理的な要素が関係している場合があります。
もちろん、心理的な要素だけとは限りません。
身体的な要素が同時に重なっていることもあります。
大切なのは、
「朝立ちがあるから身体には問題がない」
と決めつけないことです。
朝立ちが減る理由は一つではない
朝立ちが減る理由としては、さまざまなことが考えられます。
例えば、
睡眠の質の低下
睡眠時間の不足
強いストレス
疲労
加齢
男性ホルモンの変化
生活習慣病
血管や神経に関係する問題
服用している薬
などです。
そのため、
「朝立ちが減ったから男性ホルモンが低い」
「血流が悪いからだ」
と一つの原因に決めつけることはできません。
睡眠と朝立ちの関係
朝立ちを考えるうえで、睡眠は非常に重要です。
睡眠中には、複数回の睡眠サイクルがあります。
睡眠時間が短い。
途中で何度も目が覚める。
夜更かしが続いている。
仕事のストレスが強い。
こうした状態では、睡眠そのものが不安定になることがあります。
そのため、
「朝立ちが減った」
と感じたときには、性機能だけではなく、
「最近きちんと眠れているか?」
も確認してみることが大切です。
いびきや睡眠時無呼吸にも注意
40代・50代男性では、
大きないびき
日中の強い眠気
朝起きても疲れている
夜中に何度も目が覚める
という方もいます。
このような場合には、睡眠時無呼吸症候群などが関係している可能性もあります。
睡眠に問題がある状態を、
「年齢のせい」
だけで済ませないことが大切です。
気になる場合には、医療機関へ相談してください。
男性ホルモンと朝立ち
男性ホルモンの一つであるテストステロンは、男性の性機能に関係する要素の一つです。
加齢や体調、睡眠、肥満など、さまざまな要素によってホルモン環境が変化することがあります。
ただし、
朝立ちが減った=テストステロン低下
と判断することはできません。
必要であれば、医療機関で血液検査などを受けることで確認できます。
40代・50代だから朝立ちが減るのは仕方ない?
年齢とともに身体の状態が変化することはあります。
しかし、
「40代だから仕方ない」
「50代だからもう戻らない」
と決めつける必要はありません。
年齢だけではなく、
運動量
体重
睡眠
飲酒
喫煙
ストレス
生活習慣病
なども男性の性機能と関係します。
そのため、年齢そのものを変えることはできなくても、見直せる部分はあります。
朝立ちと血流
勃起には、陰茎海綿体へ血液が流れ込む仕組みが必要です。
そのため、血管の健康は男性の性機能を考えるうえで重要です。
高血圧。
糖尿病。
脂質異常症。
肥満。
喫煙。
運動不足。
こうした要素は身体全体の血管の健康と関係します。
ただし、
朝立ちが減った=血流が悪い
と単純に判断することはできません。
血管・神経・ホルモン・睡眠などを含めて考えることが大切です。
朝立ちと自律神経
勃起には自律神経も関係します。
強いストレスや緊張が続いていると、
「寝ても疲れが取れない」
「常に仕事のことを考えている」
「身体に力が入っている」
という状態になることがあります。
そのため、
最近仕事が忙しくなっていないか
睡眠時間が減っていないか
強いストレスが続いていないか
についても確認してみましょう。
朝立ちが減ったときに確認したい7つのこと
朝立ちに変化を感じたら、まず次のような項目を確認してみてください。
① 睡眠時間は足りているか
以前より睡眠時間が短くなっていないか確認します。
② 夜中に何度も目が覚めていないか
睡眠の質についても重要です。
③ いびき・日中の眠気が強くないか
睡眠時無呼吸などが気になる場合には、医療機関へ相談してください。
④ 運動する時間が減っていないか
一日中座りっぱなしになっていないか確認します。
⑤ 体重が増えていないか
特にここ数年で大きく体重が増えている場合には、生活習慣全体を見直してみましょう。
⑥ ストレスが強くなっていないか
仕事・人間関係・性生活へのプレッシャーなども確認します。
⑦ 性交時の勃起にも変化があるか
朝立ちだけなのか、性交時にも変化があるのかは重要なポイントです。
「朝立ちがない日がある」だけなら問題?
朝立ちは毎日必ず確認できる
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