現代人が日常的に
摂取している小麦の99%は
人工的に改良されたものです。
この商業用の精製小麦粉は
「半倭小」や「倭小小麦」
といった品種であり
元々の「ヒトツブ小麦」
とは大きく異なります。
この違いが
肥満
アトピー
胃腸炎
を引き起こす原因となっています。
さらに、男性不妊症の
一因にもなり得るのです。
今回は、男性不妊症の改善に
向けた食事の見直しとして
小麦製品の代替に
良質な炭水化物を選ぶ
方法について詳しく説明します。
□精製小麦の問題点
精製小麦粉はその製造過程で
多くの栄養素が失われ
糖質が高く吸収されやすい
形で残ります。
このため
食後に血糖値が急上昇し
インスリンの分泌が
促されます。
インスリンの過剰分泌は
体脂肪の蓄積を促進し
肥満の原因となります。
また、これらの小麦製品は
消化が悪く
腸内環境を悪化させる
ことが多いです。
腸内環境の悪化は
栄養吸収効率の低下や
免疫機能の低下を招き
男性不妊症に繋がります。
□良質な炭水化物の選択
男性不妊症の改善には
良質な炭水化物を
選ぶことが重要です。
精製小麦を避け
以下のような代替品を
取り入れることで
健康を向上させるとともに
生殖機能の改善にも
繋がります。
□米と玄米
白米:
白米は、精製小麦に比べて
消化が良く
エネルギー源として優れています。
ビタミンB群や鉄分も
含まれており
健康維持に役立ちます。
玄米:
玄米は、白米に比べて
栄養価が高く
食物繊維が豊富です。
食物繊維は腸内環境を整え
腸内フローラのバランスを
保つことで
消化吸収を助けます。
これにより
男性ホルモンの分泌が安定し
精子の質向上に繋がります。
食事の見直しポイント
1. 小麦製品の制限:
パン、麺類、ケーキなどの
小麦製品を控える。
代替として
米や玄米を主食とする。
2. バランスの取れた食事:
野菜や果物を豊富に摂取し
ビタミンやミネラルを
バランス良く取る。
タンパク質は
肉、魚、卵、豆類から
バランス良く摂取する。
3. 腸内環境の改善:
発酵食品
(納豆、キムチ、ヨーグルトなど)を
積極的に摂取し
腸内細菌のバランスを整える。
食物繊維を多く含む食品
(玄米、野菜、果物)を
取り入れる。
□まとめ
男性不妊症の改善には
日々の食生活の
見直しが欠かせません。
精製小麦製品を避け
良質な炭水化物である
米や玄米を積極的に
摂取することで
体内環境を整え
生殖機能の向上を
図ることができます。
バランスの取れた食事と
適切な栄養素の摂取を心がけ
妊娠できる体を
作っていきましょう。
お電話ありがとうございます、
ますぎ鍼灸院でございます。